村江工業の評価(ポリカーボ) |
価 格 |
★★★★★ |
高価です。 |
許容スパン |
★★★ |
折板形状により異なります。 |
スタイル |
★★★★ |
折板形状により異なります。 |
総 合 |
★★★★ |
優れた透過性と強度があります。 |
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@ |
ニットーボポリカ折板の色調は「クリア」「ブロンズ」の2種類を標準色にしていますが、オプションカラーにつきましては相談に応じます。 |
A |
製品の長さは、3m、4m、5m、6m、8mですが指定長さにカットもできます。 |
B |
製品にはGタイプ(一般品)とNタイプ(建設省告示101号の準難燃認定品)があります。 |
C |
ニットーボーポリカーボ折板は全て耐候グレードです。 |
D |
方マット表面仕上げにつきましては、オプションとなります。 |
E |
標準納期は受注後3週間です。 |
F |
ハゼ波は6mまでです。 |
G |
運賃は別途かかります。 |
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耐衝撃性 |
下表の通り他の被覆材と比較して非常に優れています。 |
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耐候性 |
表面に特殊な耐候処理が施してあり長期間優れた物性を保持します。 |
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保温性 |
ガラスに比べ1/5と低い熱伝導率を示しエネルギーの節約に大きく貢献します。 |
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透明性 |
光線透過率はガラスとほぼ同じです。耐熱・耐寒性 高温+110゜C(短期、無荷重)〜低温−20゜Cで変形無く、強度等その実用性は変わりません。 |
色と光線透過率(%) |
クリア |
ブロンズ |
全光線透過率 |
88 |
43 |
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※ポリカボーネット樹脂は、一般にアンモニアに対する耐性がありません。条件によっては使用できない場合があります。 |
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■FRPとポリカーボの物性比較
項目 |
単位 |
FRP |
ポリカーボ |
板ガラス |
厚さ |
mm |
1.5 |
1.5 |
3.0 |
比重 |
− |
1.45 |
1.2 |
2.5 |
全光線透過率 |
% |
87 |
88 |
91 |
シャルビー衝撃強さ |
kgf・cm/cm |
70 |
85 |
- |
引張り強さ |
kgf/cm2 |
1000 |
700 |
- |
曲げ強さ |
kgf/cm2 |
1800 |
900 |
- |
曲げ弾性率 |
kgf/cm2 |
9×(10)4乗 |
2.4×(10)4乗 |
- |
熱伝導率 |
kcal/h・m・゜C |
0.11 |
0.16 |
- |
線膨張係数 |
cm/cm/゜C |
2.8×(10)-5乗 |
6.5×(10)-5乗 |
- |
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防火性 |
地区別 |
用途 |
規模による構造種別 |
屋根 |
防火地域
(法61条) |
一般 |
階数≧3又は延べ面積>100u |
耐火 |
× |
階数≦2かつ延べ面積≦100u |
耐火 |
× |
準耐 |
× |
延べ面積50uの平屋附属家で外壁と軒裏とが防火構造のもの
卸売市場の上屋、又は機械工場で主要構造部が不燃材料で作られたもの |
− |
N |
− |
特定 |
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延焼のおそれのある部分以外の部分 |
厚さ5mm以下は800uまで可、厚さ5mmを越え8mm以下なら500uまで可 |
延焼のおそれのある部分 |
× |
準防火地域
(法62条) |
一般 |
階数(地階を除く)≧4又は延べ面積>1500u |
耐火 |
× |
階数(地階を除く)=3又は延べ面積>500u |
耐火 |
× |
準耐 |
× |
階数≦2かつ延べ面積≦500uただし木造なら外壁及び軒裏で延焼のおそれのある部分を防火構造とする |
− |
N |
卸売市場の上屋、又は機械工場で主要構造部が不燃材料で作られたもの等 |
− |
N |
特定 |
|
延焼のおそれのある部分以外の部分 |
厚さ5mm以下は800uまで可、厚さ5mmを越え8mm以下なら500uまで可 |
延焼のおそれのある部分 |
× |
22条
指定区域 |
一般 |
− |
耐火 |
× |
準耐 |
× |
耐火・簡耐以外の屋根は不燃材料で作り、又は葺かなければならない |
− |
N |
茶室、あずまや等、又は延べ面積≦10uの物置等で延焼のおそれのある部分以外 |
− |
G |
特定 |
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延焼のおそれのある部分以外の部分 |
厚さ8mm以下で2000uまで可 |
延焼のおそれのある部分 |
× |
その他の地区
(法25条) |
一般 |
延べ面積>1000uの木造建築は、その外壁及び軒裏で延焼のおそれのある部分を防火構造とする |
− |
N |
特定 |
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延焼のおそれのある部分以外の部分 |
厚さ8mm以下で2000uまで可 |
延焼のおそれのある部分 |
× |
この表は、建築基準法上の解釈であり消防法とは異なり、更に規制が厳しくなるケースがあります。
詳しくは、確認申請の時に関係官庁にお問い合わせください。
(記号の説明)
N・・・・・告示第101号に従い、ポリカーボNタイプ(準難燃認定品)が使用できる。
G・・・・・グラスライトGタイプ(一般用)又は、グラスライトSタイプが使用できる。
×・・・・・使用不可
注1特定用途:@水泳場、テニス練習場火災発生のおそれが極めて少ない用途
A十分に外気に開放されている通路、休憩所停車場、作業上、自転車置き場の上屋
注2一般用途:注1の用途以外の用途 |
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